2005年09月30日

アジアにつながる沖縄方言~珍論奇論~No.29


オー!ノー! 沖縄に何故オウが多いの?


玉城村の奥武島、那覇まつり会場の奥武山公園。
久米島、慶良間諸島、屋我地島入り口の奥武島。
先立って物故された「新屋敷二幸」キャスターに聞いた。

『二幸さん、どうして沖縄にはオウが多いのですか?』

 「いやー、私も不思議に思って父に聞いてみたんだ。
  どうも、はじめに着いた土地、流れ着いた土地、と言う意味があるらしいんだ」

『お墓が多いのも、はじめに着いた土地だからですかねー。』

 「さぁ、重要な言葉の一つだと思うんだが・・・」


この、オウを探して25年経ちました。
 

『宮崎の青島(アオシマ、オオジマ)、山陰の美保の松原の美保(ミホ、オ-)、それに中国の「山東半島の青島(チンタオのタオ)、オウは中国語の島(タオ)と、どうもつながるのでは・・・』






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この記事へのコメント
那智さんて誰かと思ったら・・・。

沖縄方言の面白さ。
凄いです。
びっくりです。
思わず笑ったり、なるほどと相づちを打ったり。
さすが、Uさんです。
Posted by ユーコーさん at 2005年10月03日 08:33
「奥武」がつく地名は、離れている場所で、その昔、死者をとむらった場所だという話を聞いたことがありますよ。
Posted by きんにく at 2005年10月05日 16:26
ユーコーさん                                                                                         有難うございます! ほめられた話ではないですが・・              あまりにも似た言葉達で溢れているものですから                                                                  オウは、ご指摘の通り、「死者」を弔う場です。それは、最初に         ご先祖がたどり着いた場だから・・・?ではないでしょうか?                                 
Posted by at 2005年10月14日 13:45
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